年度末にはNYダウが史上最高値を更新する中、ここにきて下落が見られますね。
主な原因はヨーロッパにあるわけですが、キプロスの経済危機やイタリアの政局不安、どちらも市場に不安を残す状況が払しょくされずユーロは下落し、株価指数も引っ張られるように下落する日が目立ち始めました。
日経平均は為替相場が円高に振れていることもあって、なかなか上昇気流に乗れずに大幅な下落を見せる日もあります。
テクニカル的にも上値を追うようにみえず、ここは慎重に取引をしたいものです。
そんな中、今日、アメリカのシュールガスを生産している会社、米エネルギー会社GMXリソーシズが昨日(4月1日)、オクラホマ州の連邦破産裁判所に対して、連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請したと発表しました。
米国産シェールガスに対しては、安いエネルギーとして日本から注目が集まっている。だが、「シェール革命」による生産過剰で、米国では天然ガス価格が2008年のピーク時から3分の1程度に値崩れしており、GMXの経営も行き詰まった。
とのことです。
海外株を始めている方は、事前に情報が入っているのかも知れませんが、今の時代、ネット証券で海外株を売買する人が少なくない日本。
情報収集には気を付けなければなりませんね。